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教室日記

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2014.03.11

リウマチ教室を開催しました

H26年3月8日に「関節が痛い!!なんで?」というテーマでリウマチ教室を開催しました。
リウマチってどんな病気?どんな検査があるの?
 
始めは、関節が痛くなり、整形外科受診し変形性関節症と診断され治療していたが改善がなくリウマチ科受診し、検査の結果リウマチと診断された患者さんの事例があげられました。
この事例から、関節痛を起こす他の病気についてもあげられ、リウマチとの区別・判断が難しいことがあるため、専門医を受診することの必要性があることが話されました。
続いて、関節リウマチとは免疫の異常によって起こる病気で、朝のこわばり、関節の痛み、腫れ、変形のほかに倦怠感、体重減少などの全身症状があることが話されました。
免疫異常が起こり、間違って自分自身の細胞を攻撃することにより、炎症が起こり関節の腫れや痛みが生じ、放っておくと軟骨や骨が破壊されていき、変形していってしまいます。そのため早期の治療の大切さが話されました。
後半は、検査技師より、血液検査で病気を診断するリウマチ因子、抗CCP抗体、病状の程度や治療の効果を調べる赤沈、CRP、MMP-3について話されました。また薬の副作用を知るため腎機能、肝機能、貧血などの項目を調べる必要性について話しました。画像診断ではMRI、エコー、レントゲンでリウマチ病変がどのように見えるか説明がありました。
最後に当院での患者会のラッコ会と、全国区のリウマチ友の会について師長より話がありました。アンケートでは、生活や、食事運動についても聞きたかったという意見があり、次回のリウマチ教室ではそのことについて話したいと考えています。
 
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