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教室日記

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2016.03.28

糖尿病教室を開催しました

「糖尿病と運動療法」~安心して下さい。運動で血糖値は下がりますよ。~

まず中川看護師からどうして日本人に糖尿病が増えたのかをお話しました。

食事内容が欧米化し脂質が増え、車の普及とデスクワークが増え運動不足となり、食事と運動の生活習慣が変化したことが原因でした。

次に高木看護師から糖尿病の方の運動効果についてお話しました。

① 運動でその時の血糖値が下がる急性効果、

② 運動を続けることで脂肪が減りインスリン抵抗性が良くなる慢性効果、

③運動を続けることでGLUT4(グルットフォー)が増え血糖をとりこみやすい筋肉になることなどを解説しました。

実際に糖尿病協会が作成された運動DVDを見ながらボクシング運動、ふるさと体操を歌いながら体を動かしました。みんな真剣に体を動かしていました。



最後に尾上管理栄養士から、質の良い筋肉を作るためのお話をしました。運動で筋肉を使うとタンパク質が壊れてしまいます。

その為、運動直後にタンパク質=アミノ酸(BCAA)の補充が大切です。低脂肪牛乳や豆製品に多く含まれており、参加者には健康食品「リハタイム」というゼリー状の飲み物をサンプルとしてお配りしました。

質問では、洋食、和食での血糖値の上がり方の違いを院長先生が解説。洋食=脂質は血糖値をグーンとあげることを話されました。また、運動する時間は食後がお勧めですが、その人の低血糖を起こしやすい時間を避ける事も大事とお話されました。
皆さんも運動不足を意識しながら、日常生活のなかで、また何か運動で筋肉を動かすことに取り組んでみて下さい。
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